やまじ丸

やまじ丸

 

今日は山の芋「やまじ丸」をご紹介したいと思います。

「やまじ丸」は山の芋の一種のつくね芋(愛媛の改良品種、品種名「やまじ王」)です。
四国中央市が商標登録している特産品です

自然薯・長いも・大和芋などと同じくとろろ芋として主に関西地方でよく食べられています。

山芋の中でもつくね芋は特に粘りが強く、風味が良いうえに、灰汁が少ない山芋です。
つくね芋は江戸時代から土地の肥えた水の豊富な所でしか栽培されず、
形状が良く、粘りの強い山芋を栽培するためには、栽培技術が必要とされています。

また、在来で四国中央市で栽培されていたつくね芋の種子を長い年月をかけて品種改良をおこない、
形状、粘りともに良いつくね芋の種子「やまじ王」を開発しました。
その「やまじ王」を四国中央市において丁寧に栽培したものが「やまじ丸」です。

愛媛県四国中央市では山芋(つくね芋)を古くから栽培しており、
兵庫県丹波地方、石川県と並ぶ産地です。
瀬戸内の温暖な気候と、宇摩地方特有である四国山脈からの吹きおろし(やまじ風)と
冷たい清水(地下水)により、その品質は最高級と言われています。

つくね芋はビタミンB、C、タンパク質と繊維質、ミネラルを豊富に含み、
消化に良く栄養価の高い滋養食品です。
粘りは老化予防にもなるため、優れた健康食品ともいえます。

四国中央市で大事に育てたつくね芋「やまじ丸」を
ぜひご賞味いただければと思います。